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世界観

舞台となるのは江戸末期、明治、大正の混在したイメージの国の首都。近年開国したばかりのため、独自
の文化色が濃い。なお外国は現代並の発達を見せている。男尊女卑社会。帯刀は国の許可を得れば可
能だが、女性が帯刀する事に対して世間の目は厳しい。

この話は、妖刀と呼ばれる特殊な刀を退治する者達の話である。

登場人物

氷雨 理安<ひさめ りあん>(16)
 主人公。女だが、学校に通うとき以外は男の格好をしている。戦闘スタイルは二刀流で愛刀は星霜と
 無幻。中性的な美人。勘が良過ぎて霊が見える。

火瀬 俊之介<かせ しゅんのすけ>(26)
 警察隊第11班副班長。目付きも眼光も鋭いが、鋭すぎて警察の人とは思われない。左利きで我流の
 剣技だが、強い。愛刀は必ず時雨と命名する。

氷水 怜真<ひすい れいしん>(36)
 理安の養父。国が最強の剣士と認めた者に送る「剣神」の地位にあり、この地位は、怜真の登場により
 数百年ぶりに設けられた。愛刀はいくつかあるが、二刀流。彼の剣技は光速の剣技、と呼ばれる。妖刀
 退治の中心人物。

無刀 戒<むとう かい>(36)
 怜真とは二卵生双生児で、弟。国随一の刀鍛冶で。妖刀は特殊なので、戒か、怜真と戒の父親にし
 か妖刀を退治する刀は作れない。刀の腕も良いのだが、彼は決して刀を握らない。

鷹居 千代<たかすえ ちよ>(16)
 理安の幼馴染で、姉妹のような関係である。趣味は武器の発明。妖刀退治はしないが、彼女の父親
 は妖刀退治の遠方担当である。怜真の家に居候している。

七枝<ななえ>(30)
 怜真の家の者を世話してくれる女性。かつて理安に助けられて、怜真の家に住むことになった。

光<ひかり>(?)
 外見は二十歳ぐらいの物静かな好青年。実質は理安が見つけた幽霊。記憶が全くない。怜真の家の
 敷地内では実体化でき、七枝と共に家事をする。

鳥居 周平<とりい しゅうへい>(39)
 警察隊代11班の平班員。怜真の兄弟子で、仲が良い。妻のおユキを愛してやまない。愛刀は無窮。

英 泉<はなぶさ いずみ>(32)
 怜真の弟弟子。妖刀退治は遠方担当なので、滅多に帰らない。愛刀は風花。

氷雨 清<ひさめ せい>(36)
 怜真と同じく「剣神」の地位を送られた女性。彼女と怜真を示して「双頭の剣神」という。理安の実の母
 で、現在は行方不明。その剣技は朧の剣技、と呼ばれる。